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松井冬子   散逸

2013年1月19日 - 3月16日






皆様

寒中お見舞い申し上げます。

成山画廊におきましては、新1月19日より約2ヶ月間に渡って松井冬子の新作展を開催する運びとなりました。
横浜美術館での個展に自らの総てを吐き出した画家の新作は、画業の最初に立ち返ってから再びクライマックスへ向かう為の力を蓄えているかの様に見え、美術家のとてつもないエネルギーを感じさせます。

「 九相図はエントロピーを換言する絵画ともとれる。
自身の肉体も、空気との摩擦で熱に変化され、音に変換され、地面の振動に変換され、散逸する。
秩序を守る行為も、秩序を破る行為も、全ては無秩序へと進む。
不可逆であること、再び元の状態には戻れない事、九相図の序章のような作品群を発表します。」。

                                    松井冬子









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