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矢頭保 「切腹」 1960年代
ゼラチン・シルバー・プリント / ビンテージ・プリント


「体道」「裸祭り」「OTOKO」と男性に注目した写真集を残した宝塚歌劇団男子部出身、日活映画でも俳優として活躍したこの風変わりな写真家に、三島由紀夫は彼自身の性的傾向を満足させるべく露骨ながらも美しいポートレイトの撮影を依頼した。三島はこの手札判7枚綴りの写真を懐から取り出しては友人の芸術家や鹿児島など地方のファンに自慢げに見せびらかしたという。三島の茶目っ気が見て取れる。鮮血に見えるものは子供が食べる駄菓子、チューブ入りのチョコレートである。










矢頭保 「1970年第16代ミスター日本 武本宣雄選手」 1971年
ゼラチン・シルバー・プリント / ビンテージ・プリント


ボディービルに注目した写真集「体道」に多くの写真が掲載されている70年代のミスター日本、ボディービル大会優勝者のポートレイトはヴィンテージプリントが40点程残されています。矢頭のビンテージプリントは内外に散逸し、纏めて展覧出来ない状況にあります。この写真はモデルの働くジムの入り口で撮影されたスナップではありますが、衣類に強靭な肉体が浮かび上がっている矢頭らしい作品。



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