池島康輔 CERASUS
2016年10月17日 - 11月8日
10月にご覧頂きます展覧会は彫刻家、池島康輔の木彫の展覧会です。
「桜は菊と並び日本を象徴する植物として、古来から日本人の心を惹きつけ、その特別な魅力は現代においても我々の中にごく当たり前のように染み付いているように感じられる。 桜の存在そのものが放つ繊細さや儚さは人生の無常観と重なり、ありふれた日常の風景や神話、言葉の示す意味、歴史や文化、あるいは素材そのものが媒体となり自分の中にある日本人としての感覚に鋭く響いてくるような気がする。桜に対する学名の属名、Cerasus属より展覧会タイトルとした。」-池島康輔
今展では様々な女性の日常の、シチュエーションまでもを木彫化する試みを行っています。刀だけで仕上げる事で生まれる木の輝きも見所です。
等身大を含む。計6点の展示となります。
池島康輔
1983年 静岡県生まれ
2008年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
2010年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2012年 個展「因縁」 成山画廊
2014年 個展「泡沫夢幻」 成山画廊
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